U−1・古河藩河口家−「医」の系譜

慶安2年(1649)ドイツ人カスパルはオランダ商館医に着任、その滞在中、日本人少年に最新の外科治療法を教授した。
その弟子のひとりに河口良庵の名を確認することができるが、彼こそ古河藩河口家の始祖である。
良庵はその西洋医学を「カスパル流医学」と名付け、愛弟子である野田房頼を養子に迎えてその極意を伝授した。後に医学をもって土井家に召し抱えられる了閑 河口房頼(1644〜1714)である。
了閑のあと、河口家は、房重(1692〜1757)・信任・信且(1759〜1812)・信順(1793〜1869)・信寛(1829〜1906)・信久(1851〜1919)とつづき、それぞれ医師として活躍した。
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カスパル流免許状 寛文十庚戌歳阿蘭陀語

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