『天変地異と世紀末〜日本人の災害観・終末観』

『天変地異と世紀末〜日本人の災害観・終末観』
平成11年(1999)10月発行
A4判/54頁/1000円(送料210円)


 日本人の終末観を、天変地異の観点から紹介。日本人は、この世の終わりのイメージを、災害時において目に映る状況にたとえて想像していた。そしてこの世のすべてが破壊され、泥の海に化した世界のあとに生まれるユートピア=新たな世の生まれ変わり(世直り)を信じて災害を受け止めてきた。
 ここでは、世の変災を告げる「くだん」など物を言う動物にはじまり、天明の浅間焼け・善光寺地震・安政江戸大地震などの災害事象、また安政江戸大地震の時に流行した鯰絵などを多数紹介。
 民俗学の観点から、終末観や天変地異を論じた神奈川大学教授宮田登氏の晩年の遺稿「天変地異と世直し」を掲載。
目次
T きざし・ことぶれ 〜予兆
U おこる 〜事象としての天変地異
V よけ・おくる 〜災厄から身を守る
W まんざいらく 〜生まれ変わる世界
X「天変地異と世直し」  神奈川大学教授 宮田登
Y資料「古河日記」
コラム 「古河城 大変 〜土井家中の洪水対策マニュアル」

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