『天変地異と世紀末〜日本人の災害観・終末観』





 
『病よ去れ 〜悪疫と呪術と医術〜』
平成13年(2001)10月発行
A4判/60頁/1000円(送料290円)


 「やまい」はどこからきたのか。そしてどこへ行くのか。古くからわたしたちが、「やまい」に対してどのようなまなざしをもって見ていたのか、歴史・民俗・絵画などで紹介。
 疫病をもたらすものに、かつては、疫神というキャラクターをあてて考えていた。疫神は、ひとの前に現れては、調伏せられ、律儀にも、疫病退散の方法までも教示したのであった。さらにご丁寧にも証文までも書いているのである。
 ここでは、病をもたらす疫神・疱瘡神の姿にはじまり、疱瘡神撃退のまじないや儀礼、民間医療と種痘の普及などの医学的知識、また疱瘡除けの信仰をあつめた疱瘡絵や動物の見世物絵などを多数紹介。
 民俗学の観点から、疫神や疱瘡神が残した証文を分析した東洋大学名誉教授大島建彦氏の「疱瘡神の詫び証文」を掲載。
目次
T 病を見るまなざし 〜病さまざま〜
U 疫神よ去れ    〜まじない・祈祷〜
V 民間医療vs西洋医学 〜呪術か医術か〜
W 絵にあらわして見ること  〜眼福と符・絵馬・絵
X「疱瘡神の詫び証文」  東洋大学教授 大島建彦
コラム
「獅子の力 流行する病から身を守るために」 立石尚之
「予防接種の近代 古河藩河口家の種痘活動」永用俊彦
「色彩の効用」             倉井直子

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